現音作曲家レクチャーシリーズ 第2回
山内雅弘~私の考えるオーケストラ作品作曲術~
2023年9月2日(土)15:00〜
洗足学園音楽大学アンサンブルシティ棟C201教室(東急田園都市線「溝の口」JR南武線「武蔵溝ノ口」徒歩9分)
〒213-8580神奈川県川崎市高津区久本2-3-1
入場無料(資料準備の都合上、出来るだけご予約をお願いします)
昨年に始動した新企画「現音作曲家レクチャーシリーズ」は、作曲を学んでいる音大生、現代曲の演奏に積極的に取り組んでいる音大生、若い世代の作曲家ならびに演奏家に向けて、日本現代音楽協会の作曲家による自作を題材とした、音楽語法や創作の姿勢等について語るレクチャーです。第二弾となる今回の登壇は日本現代音楽協会理事の山内雅弘会員。「私の考えるオーケストラ作品作曲術」と題し、自身の主要なオーケストラ作品を例にあげて、スケッチからスコア化までのプロセス、形式について、オーケストレーションの考え方、特殊奏法について、音組織について、といった諸観点から徹底解説いたします。
●講師:山内雅弘(作曲家/日本現代音楽協会理事)
【取り上げる予定の作品】
風の糸〜ヴァイオリンとオーケストラのための(1998)
宙の形象〜ピアノとオーケストラのための(2010)
管弦楽のための協奏曲(2012)
主題の無いパッサカリア〜オーケストラのための(2016)
SPANDA〜ヴィブラフォンとオーケストラのための(2018)
●主催・お問い合わせ・お申し込み
特定非営利活動法人日本現代音楽協会
e-mail:80th@jscm.net
電話:03-6417-0393
●協力:洗足学園音楽大学 作曲コース
山内雅弘(やまうち・まさひろ)1960年仙台市生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。1983年ミュージック・フロム・ジャパン演奏会(於ニューヨーク・カーネギーホール)で「中棹三味線と管弦楽のための相響」を世界初演。第1回日仏現代音楽作曲コンクール入選、クルーズ国際ピアノ会議作曲コンクール第1位、シルクロード管弦楽作曲コンクール入賞、日本交響楽振興財団第作曲賞入選(第17回・第23回)、日本交響楽振興財団奨励賞、第11回朝日作曲賞佳作入選(合唱組曲)、文化庁舞台芸術創作奨励賞(合唱曲)、全日本吹奏楽コンクール課題曲公募第16回朝日作曲賞受賞、合唱組曲公募第16回朝日作曲賞受賞、第2回東京佼成ウインドオーケストラ作曲コンクール第1位、第21回芥川作曲賞。作曲を本間雅夫、北村昭、八村義夫、南弘明、松村禎三、黛敏郎の各氏に師事。 現在、東京学芸大学教授、日本現代音楽協会理事、日本作曲家協議会副会長。