・ロクリアン正岡(11月29日出品)
・田口雅英(11月29日出品)
12月 19 2019
特定非営利活動法人日本現代音楽協会(理事長:近藤譲)は、2019年12月18日(水)18:30より、東京オペラシティリサイタルホールに於いて〈現代 Music ou Our Time 2019〉「新しさとは何か—第36回現音作曲新人賞本選会」(審査員長:渡辺俊哉、審査員:福井とも子、南聡)を開催し、譜面審査会において入選した4作品の演奏審査を行いました。
厳正な審査の結果、柴山真太朗(しばやま・しんたろう/1994年生まれ三重県出身)さんの《Turning Tuning》が2019年度「第36回現音作曲新人賞」に選ばれました。
演奏、審査に続いて表彰式が行なわれ、近藤譲理事長より賞状と賞金15万円が授与されました。
また聴衆賞には青柿将大さんの《Cut here》が選ばれました。
なお、2020年度の「第37回現音作曲新人賞」は、久留智之日本現代音楽協会会員が審査員長を務め、募集テーマは「伝統と創造」で、二重奏または三重奏の作品を募集します。募集要項は2020年1月に発表します。
※応募総数34作。一次審査(譜面審査):2019年9月26日(木)
第36回現音作曲新人賞本選会結果
2019年12月18日[水]18:30開演 東京オペラシティリサイタルホール
■第36回現音作曲新人賞
賞状、賞金15万円
柴山真太朗(SHIBAYAMA Shintaro)
《Turning Tuning 》
演奏:松岡麻衣子・甲斐史子(ヴァイオリン)般若佳子(ヴィオラ)山澤慧(チェロ)石川星太郎(指揮)
■入選(表彰状)
青柿将大(AOGAKI Masahiro)
《Cut here》
中村匡寿(NAKAMURA Tadahisa)
《フランス組曲》
キム・ヨハン(KIM Yohan)
《in time / of times (presentation + representation)》
■聴衆賞(賞状)
青柿将大(AOGAKI Masahiro)
《Cut here》
※入選者は本選演奏順に記載してあります。全作新作初演。
11月 14 2019
〈現音 Music of Our Time 2020〉「ペガサス・コンサー トVol.II」募集要項
主催:日本現代音楽協会
後援:公益財団法人 サントリー芸術財団
「ペガサス・コンサート」は、現代音楽作品の演奏に意欲的な演奏家を支援するシリーズです。演奏家が自ら企画立案して出演するリサイタル企画を広く募集します。
応募者の年齢、国籍は問いません。個人、団体のいずれの応募も可能です。また、演奏分野、演奏楽器に制約はありません(電子楽器、エレクトロニクスの使用も可)。なお、応募は無料です。
初めての募集となった「Vol.I」では、染田真実子(チェンバロ)、山田岳(エレクトリック・ギター)、佐藤淳一(サクソフォン)の3企画が選ばれ〈現音 Music of Our Time 2019〉において公演を行います。
●開催日時・会場
「ペガサス・コンサート」は、2020年11月から12月にかけて開催される当協会の音楽祭〈現音 Music of Our Time 2020〉の中で、下記の日程で行われます。
第1回公演:2020年12月7日(月)19:00開演(18:30開場)21:00終演
東京オペラシティ リサイタルホール
第2回公演:2020年12月8日(火)19:00開演(18:30開場)21:00終演
東京オペラシティ リサイタルホール
★上記のどちらの日程でも出演可能なことが応募の条件となります。
●会場費
上記二公演とも、演奏会当日の午後・夜間枠の会場費を協会が負担します。
●制作費補助
上記二公演とも演奏会制作費補助として、協会より50,000円を提供します。
●チラシとプログラム冊子の制作
〈現音 Music of Our Time 2020〉の共通チラシ、ならびに共通プログラム冊子を協会が用意し、かつ制作費と印刷費を負担します。
●その他の経費
著作権料と会場付帯設備費は出演者が負担して下さい。また楽器借用料(ピアノを含む)、楽器調律料、楽器運搬費も出演者の負担となり、それらに必要な諸手配は出演者が行って下さい。
●プログラムの条件
(1) 原則として、1945年以降に作曲された作品で、2時間内の演奏会(休憩、転換を含む)を企画・構成して下さい。ただし企画の趣旨に沿うものであれば、1945年以前に書かれた作品を若干含む事も可とします。
(2) 初演の作品を1曲以上含めて下さい。(海外で初演された曲の)日本初演も可とします。なお、新作を作曲家に委嘱する場合は、出演者が用意するものとします。
(3) プログラムの曲目の少なくとも3分の1以上を日本人作品とします(できれば2分の1以上が望ましい)。
●チケットの券売と収入について
入場料は3,000円です。出演者には特にチケットノルマは課せられませんが、極力、券売・集客にご協力下さい。なお、リサイタルで得られたチケット収入は、出演者がその3分の1、協会がその3分の2を収めるものとし、別途に出演料は発生しません。
●応募手続き
2019年12月16日(月)~2020年1月15日(木)18:00必着です。郵送または宅配便による送付のみとします。以下の書類(書式自由)と資料をまとめたものをお送り下さい。
1 . a: 応募者氏名、もしくは応募団体名とその代表者氏名 b: 応募者(応募団体代表者)の住所、電話番号、Eメールアドレス(もしくはFAX番号)
2. 応募者(応募団体)の演奏活動実績を中心としたプロフィール
3. 応募者(応募団体)による近年の演奏の録画データ2曲以上
※1945年以降に作曲された作品の演奏としますが、リサイタルで演奏を予定している作品以外でも構いません。なお、録画データの提出が困難な場合のみ、録音データでも可とします。録画、録音は、パソコンで再生可能なデータをUSBメモリ等のメディアに収めたもの、またはDVD/Blu-ray/CDプレーヤーで再生可能な光学ディスクを提出してください。YouTubeなどのインターネットサイトへのリンクを提出資料とする事、データ便による提出は不可とします。応募資料の返却は致しません。
4. リサイタルのサブタイトルと、企画・構成の趣旨を説明したもの
5. リサイタルの全演目と各曲の演奏時間
※未定は一切不可とします。
●結果発表
募集締め切り後、協会理事会にて審査を行い、2020年1月末日までに二企画の採用を決定し、協会ウェブサイトで公表します。
●応募先・問合わせ先
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-19-6-2F
日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
TEL: 03-6417-0393(平日10:00-17:00)
E-mail: 80th@jscm.net
9月 30 2019
第36回現音作曲新人賞の譜面審査を行いました(テーマ:新しさとは何か)。
全34作の応募の中から、渡辺俊哉審査員長、福井とも子・南聡審査員による厳正な審査の結果、新人賞候補作品(入選作)に下記の4作が選ばれました。
2019年12月18日(水)18:30開演、東京オペラシティリサイタルホールにて行われる〈現代 Music of Our Time 2019〉「新しさとは何か—第36回現音作曲新人賞本選会」に於いて、演奏審査により新人賞受賞作を決定します。
■入選作(作曲者名五十音順に表記)
青柿 将大(AOGAKI Masahiro)日本
《Cut here》fl, cl, vc
1991年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。2018年度文化庁新進芸術家海外研修員。パリ国立高等音楽院在籍中。
キム・ヨハン(KIM Yohan)韓国
《in time / of times (presentation + representation) 》b-cl, tb, vc, pf
1989年韓国ソウル生まれ。22歳で渡日し、国立音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程1年在学中。作曲を近藤譲、川島素晴各氏に師事。
柴山 真太朗(SHIBAYAMA Shintaro)日本
《Turning Tuning》2vn, va, vc
1994年生まれ三重県出身。愛知県立芸術大学音楽学部作曲科を中退後、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、現在、同大学院に在籍中。
中村 匡寿(NAKAMURA Tadahisa)日本
《フランス組曲》vn, va, hr, bsn
1986年東京生まれ。桐朋学園大学作曲科研究生修了。ウィーン国立音楽大学でクラリネットのディプロマを取得。作曲を鈴木輝昭氏に師事。
9月 06 2019