現音作曲新人賞入選者からのメッセージ〜伊藤彰

この度「第33回現音作曲新人賞本選会」にて、作品が演奏されることになりました伊藤彰と申します。このような素晴らしい機会に拙作が演奏されることを大変嬉しく思います。では今回演奏される作品について少しだけご紹介したいと思います。

《好奇心ドリブン》は、撥弦楽器と擦弦楽器による「異なる3つの弦楽器」で編成されています。ここ数年の私の創作上の興味は「音色」にあり、創作の重要なパラメータとして用いてきましたが、この作品においても「音色」が重要なテーマとして作曲されています。またこの編成は作品のアイディアと大きく関係しています。

タイトルにある「好奇心ドリブン(curiosity driven)」とは、目標を到達するのに、ゴールとは一見関係のないような方向へ好奇心のおもむくまま寄り道をしながら進むアプローチのことで、私の作品も計画されたテーマだけではなく、予期せぬ出来事や巡り合わせに触発されて湧き出たアイディアをも取り入れることで、当初の目的に縛られない自由な発想で作曲されました。

 

 

〈現代の音楽展2017〉
邦楽・絃楽プロジェクト

2017年33日[金] 18:00開場 18:30開演
渋谷区文化総合センター大和田6F伝承ホール

 

▼第一部 第33回現音作曲新人賞本選会

テーマ:邦絃楽器

伊藤 彰/好奇心ドリブン (作曲2016年初演)
田村 法子(二十絃箏) 山田 岳(ギター) 甲斐 史子(ヴィオラ)

増田 建太/樹に窓を見る (作曲2016年初演)
吉原 佐知子(十三絃箏) 岩瀬 龍太(クラリネット)

池田 萠/硝子妄想(と、その解決) (作曲2016年初演)
竹澤 悦子(中棹三味線)

原島 拓也/極彩ドロップ No.2 (作曲2016年初演)
野澤 徹也(中棹三味線) 野澤 佐保子(十七絃箏) 多久 潤一朗(フルート)

◎審査員:山本 裕之(審査員長) 新垣 隆 福井とも子

来場者による“聴衆賞”投票実施! 第二部演奏終了後講評、審査結果発表

 

▼第二部 邦絃楽器へのアプローチ

 

■チケット 全席自由
前売一般 2,500円 前売学生 1,500円
当日 3,000円
※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。
※演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。

日本現代音楽協会
[電話受付]月-金 10:00-17:00
03-3446-3506
[メール受付]
gendai2017(a)jscm.net ※(a)を@に変えて送信してください。

【主催】日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
【助成】一般社団法私的録音補償金管理協会(sarah)
一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
【後援】一般社団法人日本音楽作家団体協議会(fca)
一般社団法人日本作曲家協議会

リゲティ&北爪道夫作品を基に“音楽づくり”を楽しもう!現音 音楽づくりワークショップ3月11日開催!

現音 音楽づくりワークショップ2017 vol.4
リゲティ&北爪道夫作品を基に“音楽づくり”を楽しもう!

2017年311日[土]東京音楽大学A館地下100室

●受付 13:00
●ワークショップ 13:30-16:30

 

日本現代音楽協会が2016年度にテーマのひとつに掲げた作曲家ジェルジ・リゲティの作品素材と、日本現代音楽協会会員北爪道夫の作品を基に「新しい音楽教育の教材化」に挑戦!
つくる・表現する・鑑賞することは、誰でも、初めてでも参加してなかまと楽しめます。
是非お出かけください

 

ワークショップリーダー:味府美香(東京成徳大学准教授)

 

▼参加お申込み

参加料無料

日本現代音楽協会宛にメール(80th(a)jscm.net)またはFAX(03-3446-3507)にてお申し込みください。
記入項目:1.参加者氏名(よみがな)/2.職業(学生の場合は学校名)/3.電話番号/4.E-mail または FAX番号

定員:30名
締め切り:3月6日(月)17:00(定員に達し次第受付を終了致します)

対象:原則一般(大人)。年齢・性別・職業・国籍・障がいの有無、音楽的な技術の有無を問いません

付記=手持ち楽器がありましたらご持参ください。動きやすい服装でご参加ください。

 

■主催・お問合せ:日本現代音楽協会・現代音楽教育プログラム研究部会(EPCoM)電話 03-3445-3506
■助成:一般財団法人YS市庭コミュニティー財団
■協力:東京音楽大学

松原智美アコーディオンレクチャー2月23日新大阪ココプラザで開催、新作募集も!

2017年223日(木)19:00〜
ココプラザ(大阪市立青少年センター)美術工房101
JR京都線「新大阪駅」下車、東口(南側)より徒歩約5分
地下鉄御堂筋線「新大阪駅」下車、中改札より徒歩約10分

 

関西における現代音楽のより活発な発展を願い、開催されてきた日本現代音楽協会関西企画の演奏会第5弾では、演奏家にアコーディオン奏者 松原智美を迎え、クラシカルアコーディオンの新たなレパートリー開拓に向けて展開する。

まずはリサイタルのプレ企画として、レクチャーでアコーディオンの基礎から現代奏法まで、松原がこれまで取り組んできた様々な作品の中からいくつかを取り上げ、実演を交えて解説を行う。

これを踏まえ、約1年後に予定されているリサイタルでは、松原のために書かれた日本現代音楽協会(現音)会員のアコーディオン作品複数曲を演奏するほか、アコーディオン・ソロのための小品(3〜4分程度)を広く一般公募し、3作品を選び演奏する予定である。

今後、松原のレパートリーとして長く国内外で演奏していくであろう、多くの刺激的な作品が生み出されることを願っての企画である。

(企画・監修:北條美香代)

 

入場無料(資料代800円当日徴収)
※要予約 定員40名にて締め切り

下記お問い合わせ先にメール、もしくはお電話・ファックスにてお申し込みください。
E-mail: mkyhojo(a)me.com ※(a)を@に変えて送信してください。
Tel&Fax: 0742-27-9213奈良教育大学 北條美香代研究室

 

講師:松原智美
大阪府生まれ。8歳よりアコーディオンに親しむ。 高校卒業後、クラシックアコーディオンを学ぶため渡仏。パリ市立音楽院を経て、ドイツ国立フォルクヴァンク芸術大学・アコーディオン科芸術家コースを修了。マックス・ボネ、御喜美江各氏に師事。在独中、カールスト音楽学校のアコーディオン講師を務める。 2010年第5回JAA国際アコーディオンコンクール(東京)第3位入賞。2010年第9回現代音楽演奏コンクール「競楽Ⅸ」入選。帰国後、関西を中心に定期的にコンサートを開き、ソロ・室内楽曲の委嘱・初演、アコーディオンのための 新たなレパートリーの開拓など精力的な演奏活動を展開する傍ら、大阪・奈良でアコーディオン教室を主宰。 公開セミナーの企画、奈良教育大学でアコーディオン特別講座を行う等楽器の認知・普及にも尽力している。 これまでに、読売日本交響楽団定期演奏会、御喜美江アコーディオンワークス2010、日本音楽コンクール作 曲部門本選会、茨木新作音楽展、金沢ナイトミュージアム2014等、ゲストやエキストラとしての出演多数。 読売日本交響楽団、東京シンフォニエッタ、アール・レスピラン、藝大フィルハーモニア、東京室内管弦楽 団、京都フィルハーモニー室内合奏団等と共演。 オフィシャルホームページ http://matsubara-tomomi.com

卑弥呼とホームズのヴァイオリン事件簿〜第8回「卑弥呼とフェミニズムの関係」

maholmes


【補足及び端書き(2024)】
この文章は2017年に書いたもので、これはわたしがジェンダースタディを始める前です。以下に書いたことはそののち勉強を進める中で“全く間違った考えであった”ことに思い至りました。
今回はこのように補足をする形で、この文章をそのまま公開しますが、みなさまにはこれを「よくある間違いの例」として受け取っていただきたいです。過去のこととはいえ自分の無知を晒すのは恥ずかしいことですが、しかし、本文のような考え方は“多くの人が陥りがちな間違い“としてジェンダー論の本で見本になるくらい、ありがちなものです。これを“サンプル”として残すことは公共性が高いと思いました。
本文の最後に、具体的にどの部分が“わたしのミスアンダースタンディング”であったか記載します。そちらと併せてお読みください。


 

こんにちは! ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと原田真帆です。2017年という年号にもようやく慣れてきました。今月の「事件簿」は、わたしがかねてから気になっている、音楽におけるジェンダー論について綴りたいと思います。

近年、フェミニズムと呼ばれる女性の社会進出を推奨する動きが盛んです。わたしはこの考え自体には賛成ですが、これだけインターネットで書きものをしているにも関わらず特段大きな声を上げないのは、自分は社会全体の女性の問題を背負えるほど、この件について深く考えていないからです。

 

 

深く考えていない、と書くと投げやりですね。わたしは「女性が生きやすくあるために」とは考えておらず、ただ「はらだまほが精神衛生よろしく収まれる環境を作る」という捉え方で、ときにフェミニズムの運動や思考を支持します。これは真剣に活動されている方から見たらかなり無責任ですよね。社会における自分の居心地の良い場所を探すという個人的な目的でしか考えていないために、自分がファミニストを名乗ることは、社会的・経済的・学術的にしっかりとジェンダーのことを考えている方に対して失礼だと思うのです。

 

holmes8-1

某新党風にうさギも演説してみました。きっとこれはうさギズムですね

 

ただ、性別を超えて自分を捉えるという考え方をできることすら、自分の世代だから、そして比較的リベラル志向の家庭に育ったからかな、と思うことはあります。たとえば自分が政略結婚の 1 ピースとして、親の事業の取引先に嫁がなければならないことが幼少期から決まっていたとしたら。たとえば小学校の段階からあまり学校に行けず、離れた町の井戸へ毎日水を汲みに行き、10 代のうちに母親になっていたとしたら。わたしは女という初期設定をまざまざと感じずにはいられなかったでしょう。

今でも覚えているのは、中学時代の社会科の授業のひとこま。「これまでの日本の総理大臣には、全員にひとつの共通点があるんです」という先生の問いかけに、何人か挑戦しますがなかなか正解が出ません。やがて「答えはですね…全員男性なんです」と先生が言うと、教室には「あぁ」「たしかに…」という声がこだましました。

「皆さんの世代から日本初の女性総理が誕生するかもしれませんね」と希望を持たせた先生は、今思えば良い先生だなぁと思います。またそれを受け、クラスの男子に「はらだ総理大臣になるんじゃね?」(注:当時学級委員長だった)と言われたのはさすがに超恐縮でしたが、そう思ってもらえたことは嬉しかったし、そのときの「女性をリーダーに立てることに抵抗感がない」教室の雰囲気は次世代として頼もしいものだったと思います。あぁ、わたしがおっかない委員長だったからという仮説は否定しないでおきますね。

さて、本当に性別による差を感じていないならば、むしろその格差について“考える”という発想もなかったでしょうね。格差の是正を求める人は常に、差別を目の当たりにしてきた人です。

わたしはまだ格差を実感したことはありませんが、“差”については考えることがしばしばあります。

一音楽学生としてわたしにも理想の音楽と理想の演奏スタイルがあるものの、近年どうもそれは男性ヴァイオリニストのそれに近いのではないかと気づき始めました。つまり、自分をそこに近づけていくのは難しいのではないかという疑問も同時に発生したのです。

主観的かつ感覚的なデータですが、たとえは演奏スタイルで言えば、ヴァイオリニストの場合女の子のほうが反り越し気味な気がします。手の大きさや指の太さから楽器の持ち方がまったく違って見えるのも興味深いことです。

 

holmes8-2

わたしが思うヴァイオリン演奏の男女差の図。少々大げさに描きましたが、女性は腰を、男性は肩を内に入れている気がします※うさギは本来男の子です

 

男女では体格差があるのだから、演奏スタイルの違いは仕方のないことではあれど、いやむしろ体に合わせた姿勢を取るべきながら、ときに自分の姿を鏡で見たときに、あまりに理想と離れていてがっかりすることがあります。それだから、学部時代の友人に「まほさんは弾き方が男っぽいよね」と言われたときは「しめた!」と思ったものです。わたしは女子にしては背があるものの、身長に対する手のサイズは小さめ。見た目から手が大きい人用の運指を勧められることが多く、それもまたわたしを悩ませる要素のひとつとなります。

思い返せばこのモンモンとした疑問の芽は中学時代には育ち始めていました。今よりもツンツンしていた頃です、毎日提出必須だった日記帳に「ベートーヴェンを女々しく弾く人は嫌いです」という意見をぶつけたことがあります。理科の先生にこの議題を問う自分もなんだかなと思いますが、担任の先生は「女性にしかできないことにキーがあるんでしょうね。」と返してくれました。しかしわたしはこの言葉の答え、自分の「女性らしさ」にある強みは未だ見つけられずにいます。

音楽とジェンダー問題といえば、近年一部で女子音大生が「会いに行けるアイドル化」されていることにも疑問を感じます。たとえばそのキャラクターで売り出すほど、本人も納得かつ自覚して活動を行うことは良いと思います。演奏者本人がそれを願っているわけではないのに、まるで劇場型アイドルを追うようにコンサート会場に現れる人に、わたしは首をかしげてしまうのです。

会えば「イケメン系女子(面ではなくメンタルのことです)」と言われるわたしすら、Facebook上での肩書きは「音大に通う23歳女子」。たったそれだけで、知らない人からの友達申請をたくさん受けます。これはとても不思議な、そして2010年代ならではの現象です。わたしの場合Facebookは実際の知り合いのみのお付き合いで使っているので、そういった申請をいただくたび、心の中で「おそらくわたしには皆さまの求める『かわいげ』がないのでご期待には添えません、ごめんなさい」と思いながらお断りしています。

たまに、アイドル=偶像化された「音大生女子」を見る目を向けられた日には、言葉にし難い居心地の悪さにいたたまれなくなります。ただ、これものちに振り返れば「あの頃は若かった」と思うのかもしれません。若さの特権は今しか使えないのだから、と言われればそれも一理あると思いますし、心は揺れます。

補足しておくと、自分がいわゆるLGBTであるとは思いません。イケメン俳優に目をキラキラさせたりしているので(好きなドラマは『相棒』です)友人には「見かけによらず乙女な一面があるよね」と認識されています。自分に与えられた性別の初期設定が辛いというほどのこともありませんし、たぶんノーマルの類です。しかしながら、こうしたわけでときに「自分が男性だったらなぁ」または「女性だからこういう場面に遭遇するのかなぁ」と考えることがあるために、セクシャルマイノリティ問題は他人事には思えないのです。

音大には「小さい頃男の子になりたいと思っていた」という友人が、少なからずいました。性別の境なんて、もしかしたら誰もがその淵をのぞいたことがあるかもしれません。それは「癖(へき)」や「フェチ」として括られるものもあり、実にグレーゾーン。これを言ったら何事もそうだと言えますが、そもそもが同じ人間などおらず、人の性(さが)は固有のものです。性的少数者を括るからこそ、ノーマルの枠の中にも生きづらい人が出てきます。ノーマルとLGBTなんて区分すら、いつかなくなればいいのになぁと思います。

 


【訂正】
この文章では「フェミニスト」「フェミニズム」の用語の理解が間違っています。
この文章でわたしは「自分はフェミニストではない」というエクスキューズを挟むことで“世間におもねる”態度を取っていたのだと思います。この態度にはふたつの問題点があります。ひとつに、「フェミニスト」という存在に厄介な役目を押しつけて、自分は「あの人たちとは違うから」と言って人様から好かれようとした保身的な態度。ふたつに、自分の勉強不足を開き直って、言動に責任を持つことから逃れようとする狡さ。こうした行動は歴史の中で人類が幾度となく繰り返してきた行為で、「立場が脅かされない」安全地帯にいる人が陥りがちな勘違いです。その安全地帯は誰かが“闘ってきた”からこそ得られた境遇であって、その恩恵に乗っかっておきながらそうした人たちを悪者扱いすることは、先人・そして今まさに戦っている人への敬意に欠け、己の特権性に無自覚です。
またわたしは博士課程の研究を経て、現在は「男性らしい・女性らしい演奏というものは存在しない」と考えています。それらの印象は演奏それ自体が生み出すものではなく、「受け取る側の持つジェンダーバイアスに結び付けられた時に発生する“イメージ”である」という見方をしています。さらに研究を進める中で、これらを違う言葉で説明するようになることはあるかもしれませんが、少なくとも、この本文に書いたような考えは自身の研究によって否定されたこと、でもこの問いがあったから博士課程での研究テーマが生まれたことを書き添えておきます。
フェミニズムは今いる社会をより良くするために必要な学問です。それは犯罪ではないし、誰かを傷つけることでもありません。それは破壊行動ではなく、再生・修復のためのものです。わたしは今、恐れずにフェミニストを名乗ります。そしてフェミニストは女性以外の人も名乗れます。性別による差別をしない人なら誰もが名乗ることができます。


 

maho_harada文・絵:原田真帆
栃木県出身。3歳からヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部器楽科卒業、同声会賞を受賞。第12回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-H第1位。第10回現代音楽演奏コンクール“競楽X”審査委員特別奨励賞。現代音楽にも意欲的に取り組み、様々な新曲初演を務める。オーケストラ・トリプティークのメンバー。これまでに萩原かおり、佐々木美子、山﨑貴子、小川有紀子、澤和樹、ジェラール・プーレ、小林美恵の各氏に師事。

 

 

「いま聴く 生まれたての音符たち アンデパンダン展」2月1日2日の2夜に亘って全20曲上演

あのクラシックの名曲も

誕生時は最先端の音楽。

2017年春、「現音」発の

最先端音楽と出会う二夜。

 

YouTube Preview Image

 

プリント

〈現代の音楽展2017〉
いま聴く 生まれたての音符たち アンデパンダン展 第1夜

2017年21日[水]18:00開場/18:30開演|東京オペラシティリサイタルホール

 

橋本 信|Shin HASHIMOTO
ノスタルジアII(作曲2016年初演
藤本三四朗(アルトサックス)新野将之(ヴィブラフォン)

梶 俊男Toshio KAJI
panopticon(作曲2016年初演
橋本晋哉(チューバ)

野崎勇喜夫|Yukio NOZAKI
Intimité 〜2本のギターのための〜(作曲2016年初演
山田岳・土橋庸人(ギター)

内本喜夫|Yoshio UCHIMOTO
チェロ協奏曲(2017年版-1)(作曲2016年初演
翠川敬基(チェロ)

北條直彦|Naohiko HOUJO
記憶の風景より〜弦楽三重奏のための〜(作曲2016年初演
佐藤まどか(ヴァイオリン)岡さおり(ヴィオラ)松本ゆり子(チェロ)

休憩

くりもとようこ|Yoko KURIMOTO
ウェーベルンの旋律によるパラフレーズ—青春の思い出に—(作曲2016年)
栗本洋子(ピアノ)

露木正登|Masato TSUYUKI
デュオ・コンチェルタンテII〜バセットホルンとピアノのための(作曲2016年初演
鈴木生子(バセットホルン)及川夕美(ピアノ)

北條美香代|Mikayo HOJO
深輝〜トランペットとピアノのための〜(作曲2015年)
神代修(トランペット)中桐綾奈(ピアノ)

ロクリアン正岡|Locrian MASAOKA
組曲「死生共存」-ソプラノ、テノール、ピアノによる(作曲2016年初演
第一曲 「死無流(しむる)」
第二曲 「死対生」
第三曲 「永遠の少女と老人の諦念」
第四曲 「偉人・イチロー対ドーピング・露西亜」
薬師寺典子(ソプラノ)金沢青児(テノール)大須賀かおり(ピアノ)

※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。

 

制作:日本現代音楽協会事業部

 

チケット:全自由席4,000円

東京オペラシティチケットセンター インターネット予約 電話:03-5353-9999
日本現代音楽協会 電話:03-3446-3506 gendai2017(a)jscm.net www.jscm.net

主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
助成:一般社団法人日本音楽著作権協会
後援:一般社団法人日本作曲家協議会

 

 

プリント〈現代の音楽展2017〉
いま聴く 生まれたての音符たち アンデパンダン展 第2夜

2017年22日[木]18:00開場/18:30開演|東京オペラシティリサイタルホール

 

平良伊津美|Itsumi TAIRA
Affectus II(作曲2016年初演
大野和子(フルート)平良伊津美(ピアノ)

浅野藤也|Fujiya ASANO
独白〜クラリネット独奏のための(作曲2016年初演
田中香織(クラリネット)

近藤浩平|Kohei KONDO
水を運ぶ少年 作品163(作曲2016年初演
大升良美(フルート)坂場圭介(ギター)

堀 悦子|Etsuko HORI
玉梓(たまづさ)—ピッコロ独奏のための(作曲2015年)
野口 龍(ピッコロ)

高見富志子|Toshiko TAKAMI
挽歌〜オーボエとファゴットのための(作曲2016年初演
大植圭太郎(オーボエ)中川日出鷹(ファゴット)

休憩

木下牧子|Makiko KINOSHITA
“SPARKS” マリンバ・ソロのための(作曲2015年)
西久保友広(マリンバ)

倉内直子|Naoko KURAUCHI
変異の相互作用-アルトフルートとバスクラリネットのための(作曲2016年初演
間部令子(アルトフルート)菊地秀夫(バスクラリネット)

田中範康|Noriyasu TANAKA
ギターのための「ノクチュルヌ」(作曲2016年初演
佐藤紀雄(ギター)

高原宏文|Hirofumi TAKAHARA
コミュニオンIX(作曲2016年初演
菊地秀夫(クラリネット)松本卓以(チェロ)

増本伎共子|Kikuko MASUMOTO
弾き歌いによる箏曲「西脇順三郎からの“四つの詩”」(作曲2015年)
深海さとみ(十三絃箏)

岡坂慶紀|Keiki OKASAKA
プリズムー3人のクラリネット奏者のために(作曲2016年初演
板倉康明・西澤春代・川越あさみ(クラリネット)

※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。演奏順、曲名は変更となる場合が有ります。

 

制作:日本現代音楽協会事業部

 

チケット:全自由席4,000円

東京オペラシティチケットセンター インターネット予約 電話:03-5353-9999
日本現代音楽協会 電話:03-3446-3506 gendai2017(a)jscm.net www.jscm.net

主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
助成:一般社団法人日本音楽著作権協会
後援:一般社団法人日本作曲家協議会