前列左から、松本真結子(入選/聴衆賞)、波立裕矢(第35回現音作曲新人賞)、張天陽(入選)、有吉佑仁郎(入選)。後列左より、森垣桂一日本現代音楽協会副会長、渡辺俊哉審査員、徳永崇審査員、鈴木純明審査員長。
日本現代音楽協会(会長:近藤譲)は、2019年3月1日(金)18:30より、東京オペラシティリサイタルホールに於いて〈現代の音楽展2019〉「現代の音楽と対位法」内にて「第35回現音作曲新人賞本選会」(審査員長:鈴木純明、審査員:徳永崇、渡辺俊哉)を開催し、譜面審査会において入選した4作品の演奏審査を行いました。
厳正な審査の結果、波立裕矢(はりゅう・ゆうや/1995年生まれ)さんの《蝶と蝶(重力III)》が2018年度「第35回現音作曲新人賞」に選ばれました。
演奏、審査に続いて表彰式が行なわれ、森垣桂一日本現代音楽協会副会長より、賞状と賞金15万円が授与されました。
また聴衆賞には松本真結子さんの《The Wandering Memory》が選ばれました。
なお、来年度の「第36回現音作曲新人賞」は、渡辺俊哉日本現代音楽協会会員が審査員長を務めます。(募集要項はこちら)
※応募総数31作。一次審査:2018年12月20日(金)
第35回現音作曲新人賞本選会結果
2019年3月1日[金]18:30開演 東京オペラシティリサイタルホール
■第35回現音作曲新人賞
賞状、賞金15万円、現音入会資格の認定
波立裕矢(Yuya HARYU)
《蝶と蝶(重力III) 》
演奏:多久潤一朗(フルート)鈴木生子(クラリネット)松本卓以(チェロ)及川夕美(ピアノ)鷹羽弘晃(指揮)
■入選(表彰状)
有吉佑仁郎(Yujiro ARIYOSHI)
《DISCO for 4 Players》
張天陽(Tianyang ZHANG)
《Landscape Painting Essay “Rocky Stream” 》
松本真結子(Mayuko MATSUMOTO)
《The Wandering Memory》
■聴衆賞(賞状)
松本真結子(Mayuko MATSUMOTO)
《The Wandering Memory》
※入選者は本選演奏順に記載してあります。全作新作初演。