【応募受付終了】LAPS in JAPAN 作品募集要項

 日本現代音楽協会では、2011年より関西会員が中心となって、演奏家とのコラボレーション企画を行ってきました。毎年1人(1グループ)の演奏家が楽器についてのレクチャーを行い、その後に全曲新作によるリサイタルを開催するというものです。第9弾となる今回は、ベルギーのLAPS Ensembleとコラボレーションします。「ラップトップ1台とピアノ1台のみで何ができるのか?」というテーマで、2023年開催予定のLAPS来日公演にむけて、作品を広く公募します。今回の募集のための限定的なテクニックを解説したレクチャーは既に終了しましたが、アーカイヴを公開しています。募集の詳細は、以下をご覧ください。
 なお、選出された場合には参加料が必要となりますのでご留意ください。選ばれた方はLAPSのメンバー、ジル・ドヌー氏から直接アドバイスを受けられること、完成した作品は将来LAPSがヨーロッパ等で再演する可能性が高いということなどをポジティブに捉えてくださる方は、奮ってご応募ください。
[制作 福井とも子]

 

公演日、会場:2023年3月2日(木)豊中市立文化芸術センター小ホール

募集内容:上記公演のためのピアノ1台とラップトップ1台のための2 channelの作品2~3作程度を募集します。5~6分以内で未発表の新作のみ。ピアノの内部奏法やプリペアドは不可。

応募の時点で全曲が完成している必要はありません。応募の時点では作曲プランを提出し、選ばれた後に演奏者と相談の上で、可能な範囲内で発想を膨らませていただいて結構です。作品の完成締切は11月30日となります。詳細は提出物の1)を参照ください。

応募にあたり、レクチャー動画の視聴が必須となります。レクチャーで紹介されたLAPSの音の変換プログラム(patch max)を動画の概要欄よりダウンロードしてください。視聴・ダウンロードはこちら

※完成作品、作曲プランに関わらず、この公演で使用できるエレクトロニクスは、レクチャー内で紹介したもののみとなります。

演奏:ジル・ドヌー(ラップトップ)、籾谷奈芳(ピアニスト)

参加料:作品が選ばれた場合には以下の参加料が必要になりますが、作曲者が自由に販売できるチケット(座席券、配信券)を参加料の金額分お渡しします。

・日本現代音楽協会会員:5万円/25歳以下2万円
・上記会員外:一般 6万円 / 25歳以下2万円

応募作品の上演に際し、下記のtechnical riderにない機材等が必要な場合は、作曲者が負担することになります。

募集締切:2022年4月30日(土)23:59までに下記エントリーフォームから送信

選考:クロード・ルドゥ(作曲家、指揮者、LAPSリーダー)、ジル・ドヌー(作曲家、LAPSラップトップ奏者)、籾谷奈芳(LAPSピアニスト)、福井とも子(現音会員)

応募料:無料

提出物:以下の1)から3) をエントリーフォームから提出すること。

1)募集作品の冒頭1~2ページ程度と作品のアイデア(特にエレクトロニクスのアイデア)について書いたもの。あるいは既に作品が完成している場合は全ページの楽譜。できれば英語かフランス語の解説を付ける。※作品はLAPSとコラボレーションして完成させることを前提としているため、作曲途中のものが望ましい。

2)2~3人の編成で書かれた近作の楽譜1曲、今回のアイデアに近いものであれば近作でなくても可。エレクトロニクスの使用の有無は問わない。音源がある場合、YouTubeやSoundCloud等のURLのリンクを記載すること(データ添付での送付はできません)。

3)応募者氏名、連絡先(e-mailアドレス、電話番号)、協会会員/一般/25歳以下の区分

主催・問合せ:(特非)日本現代音楽協会
〒141-0031東京都品川区西五反田7-19-6-2F
電話:03-6417-0393  e-mail:80th@jscm.net