現音作曲家レクチャーシリーズ 第1回 福士則夫 9月3日17:30から桐朋学園で開催!

現音作曲家レクチャーシリーズ 第1回
福士則夫~発想から音への展開~

2022年93日(土)17:30〜
桐朋学園大学調布キャンパス008室(京王線「調布」駅より徒歩10分)
〒182-0021 東京都調布市調布ヶ丘1-10-1

入場無料(出来るだけご予約をお願いします)

新企画「現音作曲家レクチャーシリーズ」は作曲を学んでいる音大生、現代曲の演奏に積極的に取り組んでいる音大生、若い世代の作曲家ならびに演奏家に向けて、日本現代音楽協会の作曲家による自作を題材とした、音楽語法や創作の姿勢等について語るレクチャーです。その第一弾は日本現代音楽協会前会長の福士則夫名誉会員。「発想から音への展開」へと題し、自作の《バスーンのための「竜夢」》(2012)を実例として、作曲の作業はどのようなところから出発して音の形へと結びつくのか、実演を交えて解説いたします。

●講師:福士則夫(作曲家/日本現代音楽協会名誉会員、前会長)
●演奏:福士マリ子(ファゴット)

●主催・お問い合わせ・お申し込み
特定非営利活動法人日本現代音楽協会
e-mail:80th@jscm.net
電話:03-6417-0393

●協力:桐朋学園大学音楽学部作曲理論部会

福士則夫(ふくし・のりお)1969年東京藝術大学大学院修了の年、5人で作曲グループ「白浪」を結成。本格的な作曲活動に入る。1972年文化庁芸術祭優秀賞受賞。翌年フランス政府給費留学生として渡仏し75年帰国。1983年アンサンブル「ヴァン・ドリアン」として第1回中島健蔵音楽賞受賞。1992年草津夏期国際音楽祭で個展が開催される。2003年「室内オーケストラの領域Ⅲ」の企画により第3回佐治敬三賞受賞。2004年東京での個展開催。2008年、チビテッラ・ラニエリ財団より招聘を受けレジデンスコンポーザーとして渡伊。2011年MFJの招待作曲家として渡米。2004年、2019年東京での個展開催。主要作品はヨーロッパをはじめアメリカ、カナダ、アジアなどで演奏されている。CDはカメラータ・トウキョウ、フォンテック。楽譜は音楽之友社、全音楽譜出版社から発刊されている。現在、桐朋学園大学音楽学部の招聘教授としてマスタークラスで後進の指導にあったっている。日本現代音楽協会前会長、日仏現代音楽協会名誉顧問。

福士マリ子(ふくし・まりこ)東京藝術大学をアカンサス賞を受賞し首席で卒業。第27回日本管打コンクールファゴット部門第1位、併せて特別大賞受賞。第23回出光賞受賞、第24回新日鉄住金音楽賞受賞。多くの音楽祭への出演や演奏団体との共演の他、各地でのソロリサイタルではバッロックから現代音楽まで幅広く取り組み活動している。現在、東京交響楽団首席ファゴット奏者。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。