第36回現音作曲新人賞の譜面審査を行いました(テーマ:新しさとは何か)。
全34作の応募の中から、渡辺俊哉審査員長、福井とも子・南聡審査員による厳正な審査の結果、新人賞候補作品(入選作)に下記の4作が選ばれました。
2019年12月18日(水)18:30開演、東京オペラシティリサイタルホールにて行われる〈現代 Music of Our Time 2019〉「新しさとは何か—第36回現音作曲新人賞本選会」に於いて、演奏審査により新人賞受賞作を決定します。
■入選作(作曲者名五十音順に表記)
青柿 将大(AOGAKI Masahiro)日本
《Cut here》fl, cl, vc
1991年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。2018年度文化庁新進芸術家海外研修員。パリ国立高等音楽院在籍中。
キム・ヨハン(KIM Yohan)韓国
《in time / of times (presentation + representation) 》b-cl, tb, vc, pf
1989年韓国ソウル生まれ。22歳で渡日し、国立音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程1年在学中。作曲を近藤譲、川島素晴各氏に師事。
柴山 真太朗(SHIBAYAMA Shintaro)日本
《Turning Tuning》2vn, va, vc
1994年生まれ三重県出身。愛知県立芸術大学音楽学部作曲科を中退後、東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、現在、同大学院に在籍中。
中村 匡寿(NAKAMURA Tadahisa)日本
《フランス組曲》vn, va, hr, bsn
1986年東京生まれ。桐朋学園大学作曲科研究生修了。ウィーン国立音楽大学でクラリネットのディプロマを取得。作曲を鈴木輝昭氏に師事。