日本現代音楽協会(会長:福士則夫)は、2017年11月17日(金)18:30より、東京オペラシティリサイタルホールに於いて〈現音・秋の音楽展2017〉「第34回現音作曲新人賞本選会」(審査員長:南聡、審査員:斉木由美、久留智之)を開催し、譜面審査会において入選した5作品の演奏審査を行いました。
厳正な審査の結果、丹羽菜月(にわ・なつき/1991年生まれ)さんの《満たしの“ ”、繋ぎの“ ”》が2017年度「第34回現音作曲新人賞」に選ばれました。
演奏、審査に続いて表彰式が行なわれ、福士則夫日本現代音楽協会会長より、賞状と賞金15万円が授与されました。
また聴衆賞には久保哲朗さんの《Relativity by M.C.Escher》が選ばれました。
なお、来年度の「第35回現音作曲新人賞」は、鈴木純明日本現代音楽協会会員が審査員長を務め、募集要項は後日当協会ウェブサイトで発表します。
※応募総数22作。一次審査:2017年8月26日(金)13時〜
第34回現音作曲新人賞本選会結果
2017年11月17日[金]18:30開演 東京オペラシティリサイタルホール
■第34回現音作曲新人賞
賞状、賞金15万円、現音入会資格の認定
丹羽菜月(Natsuki NIWA)
《満たしの“ ”、繋ぎの“ ”》
演奏:多久潤一朗(フルート) 豊田庄吾(チェロ) 安田結衣子(ピアノ)
■入選(表彰状)
青島佳祐(Keisuke AOSHIMA)
《弦楽三重奏の為に》
キム・ヨハン(Yohan KIM)
《Unbeknownst – to》
久保哲朗(Tetsuo KUBO)
《Relativity by M.C.Escher》
萩原晴子(Haruko HAGIWARA)
《Liquid》
■聴衆賞(賞状)
久保哲朗(Tetsuo KUBO)
《Relativity by M.C.Escher》
※入選者は本選演奏順に記載してあります。全作新作初演。