10月2日からポーランドに来ている(すでにファイスブックに写真がアップされてしまっているのだが…)。
毎年持ち回りでいろんな国で開催されるISCM(International Society of Contemporary Music)、今年はポーランドのブロツワフという街で12日まで開催されている。日本現代音楽協会国際部部長としてISCMに参加するのは、クロアチア(2011)、ベルギー(2012)、スロバキア・オーストリア共同開催(2013)に続き、これで4回目。50カ国近くのメンバーによって構成されるISCMはWMD(世界音楽の日々)と呼ばれる音楽祭と一体となっており、だいたい10日の開催期間中、毎日2〜4つの演奏会及びインスタレーション等があり、参加国の作曲家達の100曲を越える現代音楽作品が演奏され続ける。日本からは今年、蒲池愛さん、徳永崇さん、板津昇龍さん、そしてSoo Hyun Parkさんが入選。
ISCMでは、Young Composers Awardという賞が設けられていて、期間中演奏される35歳以下の作曲家の作品の中から、1作品に作曲賞が与えられ、次回ISCMに向けて新作が委嘱されることになっている。私は今年、その審査員をつとめていて、ノミネートされた28作品から、最終日には1作品を選ばなければならない。ノミネート作品は、35歳以下という規定があるのみで、編成もエレクトロニクスを伴うかどうかも、何も決められていない。この審査の内容等については、全てが終わってから別にレポートするつもりである。
毎日ほとんど自由時間がないので、あまり詳しい事はお伝えできないが、ISCMの雰囲気を少しお届けできればと思っている。
まあ・・・初回はこんなところで。。。
なお、プログラム等、詳しくはこちらで。