日本現代音楽協会2019年度事業予定
事業部長:佐藤昌弘
日本現代音楽協会ではこれまで、年度内に〈現音・秋の音楽展〉〈現代の音楽展〉という2シーズンの演奏会シリーズを開催してまいりましたが、2019年度より〈現音 Music of Our Time〉と銘打ち、一つの音楽祭として数公演を集中開催することとなりました。
■現音 Music of Our Time 2019(全7公演)
[1]フォーラム・コンサート第1夜 2019年11月28日(木)
[2]フォーラム・コンサート第2夜 2019年11月29日(金)
[3]現音・音楽づくりワークショップVol.6 “声”のさまざまな可能性にチャレンジ!(仮)
2019年11月30日(土)
[4]公募リサイタル(1) 2019年12月3日(火)
[5]公募リサイタル(2) 2019年12月5日(木)
[6]公募リサイタル(3) 2019年12月9日(月)
[7]第36回現音作曲新人賞本選会 2019年12月18日(水)
【会場】[3]以外=東京オペラシティリサイタルホール/[3]東京音楽大学
二夜にわたる[1][2]の「フォーラム・コンサート」は現音会員の自由出品をプログラムとする演奏会です。
[3]の「現音・音楽づくりワークショップVol.6 ~“声”のさまざまな可能性にチャレンジ!」では、現代音楽の代表的な声楽作品と唱法についてのレクチャー・演奏と、“声”をテーマとした音楽づくりワークショップを実践します。
[4]〜[6]の「公募リサイタル」は、現代音楽のレパートリーに積極的な演奏家を支援する新企画です。当協会主催公演にて自身のリサイタルを企画・出演する演奏家を広く募ります。詳しくは募集要項をご覧下さい。
[6]の「第36回現音作曲新人賞本選会」は、当協会事務局長の渡辺俊哉会員が審査員長・プロデューサーを務めます。音楽における「新しさ」をテーマとし、演奏会の第1部では今、現在の新しさの表現として作曲コンクール「現音作曲新人賞」の入選作を、第2部では全く対照的な二人の作曲家 H.ラッヘンマンとM.フェルドマンの作品を取り上げ、新しさや価値観の多様性を提示するとともに、聴き手に音楽の“聴取の多様性”ということについて問いかけることを企図しています。
2019年度の当協会音楽祭〈現音 Music of Our Time 2019〉にどうぞご期待下さい。
※企画内容は2018年12月現在のものであり、変更となる場合があります。